こんにちは、さすけです。
今回も箱根駅伝ハプニング集
第5弾になります。
色々な面白いエピソードが有りますので
お楽しみ下さい。

ゴール手前で棄権

前年度優勝順天堂大学にて
2008年に発生した
トラブルです。

前年は5区山登りでの

逆転で勢いをつけて
優勝しましたが、
この年は同じ5区トラブル
巻き込まれてしまいました。

この日5区
走った小野選手は
前年2区を走り区間12位
自分で納得出来ない
走りだったので
今年こそはと雪辱を
期していました。

この年は18位でタスキを受けると
順調に順位を
上げて行きました。

しかし20km過ぎ
体に異変が起こりました。

脱水症状と低血糖により
ペースダウンしてしまいました。

そこで給水などを行いましたが
痙攣が止まらずに
棄権となってしまいました。

この体の異変には
伏線がありまして、
箱根駅伝の前に出た
全日本駅伝で小野選手は
アンカーと言う
大役を任せられました。

しかし当日は腹痛のため力を
出せなかった事から、
箱根駅伝当日は朝食
ほとんどとらずに出る
と言う選択をしてました。

そのためエネルギー不足で
低血糖を発症していました。

この時リタイヤした位置が
ゴールまで
わずか500mの所でした。

なお、この翌年に小野選手は
主将になり再び5区を激走して
区間2位の成績を残し
リベンジしています。

駅伝の色々な記事も有るので良ければご覧下さい
駅伝まとめ記事

学連選抜最高順位

(学連選抜とは
箱根駅伝に出場出来ないチームの
個人成績優秀者選抜
構成されたチームです。)

例年成績は優秀者
集めたとは言え
だいたい2桁順位
終わる事がほとんどです。

この年は
監督の意気込みが
違いました。

最初の練習で
学連選抜の監督
する事になった
青学大の原監督から
お祭りで終わるのか?
と聞かれて選手たちが
参加するなら勝負したいと
返事をした所から
変わりました。

練習ではチームスローガンを掲げて

練習に励んで見事に4位と言う
成績を収めました。

今では原監督は

名監督ですが
この頃から監督としての
才能が有ったんですね。

選手を鼓舞して
やる気にさせるのが
上手ですね。

2006年予選会

最強の市民ランナー

2007年(第83回大会)で学習院大から
初めて箱根駅伝
参加した選手が出ました。

名前は川内選手です。

今では県職員の仕事をこなしながら
練習している
市民ランナーとして有名ですね。

2011年と2013年に
世界陸上にも
参加しています。

在学していた学習院大学は、
それ程強くなく
2007年も予選会
33位になり
箱根駅伝には遠く
及ばない成績でした。

川内選手は個人で37位
(全体で500人以上の参加)
に入る好成績で
学連選抜に選ばれて
箱根駅伝に出場しました。

この年は学連選抜に
優秀なランナーが多く、
始まる前は
過去最強などと
言われていました。

しかし、スタートしてみると
往路では大きく出遅れて
最下位20位になり、
6区で出場した川内選手
区間6位と健闘した物の
総合20位
最下位に終わっています。

しかし川内選手は
2年後にも
学連選抜として
再度出場しました。

結果は、6区を走り
区間3位好成績を収めています。

この当時は学連選抜が
本当に必要なのかと言う
議論もありました。

学連選抜の存続を
問う議論もあったのですが、
川内選手が後に
【箱根駅伝を走れた事で
走る楽しさを味わい
今の成績が有る】

このコメントと
好成績を収めているため
今でも学連選抜が継続されている
大きな理由にもなっています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ハプニング集続きも有ります
箱根駅伝のハプニングや珍場面6、代役、高速激走、学連活躍