こんばんは、さすけです。
今回も箱根駅伝の
ハプニング集の第4弾です。
楽しんで下さいね。

シード権 剥奪

2010年に日本体育大学で
発生したトラブルです。

日本体育大学は前年度に
3位に入り
見事にシード権獲得
成功しました。

しかし事件により
せっかく獲得した
シード権剥奪されてしまいます。

事件が起こったのは
箱根駅伝から
2ヵ月後の
3月に起きました。

棒高跳びの選手が
違法植物を栽培した疑いで
家宅捜査を受けました。

この件の捜査では
何も発見されずに
問題無かったのですが・・・・・

別の陸上選手の
3段飛びの選手が
紙幣をカラーコピーしている
偽札発見されてしまいました。

所持していた選手は
当然ですが退学処分になりました。

とりあえず大学側は
大学内での処分を
発表して、
陸上部全体を4月末まで
公式戦の出場停止処分にしました。

しかし関東陸連の方は

事態を重く見て
非常に重い処分を科す事になります。

全体の陸上部を
6月まで出場停止にしたのと
駅伝部員
さらに箱根駅伝のシード権剥奪に加えて
出雲駅伝と全日本大学駅伝への
推薦も取り消されてしまいました。

どちらとも駅伝部員では
無いのですが
陸上部の全体責任として
重い処分になりました。

このまま終わると
普通の事件なのですが、
駅伝部員が団結して
がんばりました。

大会に出場できずに
調整が難しい中でも
予選会で見事に
4位に入り
箱根駅伝の
出場権を獲得します。

さらに本番の
箱根駅伝でも
9位に入り
見事シード権を取り戻しました。

レース後の日本体育大学の
主将コメントで、
『同じ陸上部の人間がやったこと。
誰かのせいにせず
部員全員で反省した。
この日を迎えられ、
ここに立てた事が感無量です』

こんな立派な
コメントを残したそうです。

人間弱い物で、
人のせいにすると楽なので
人のせいにしがちなので
見習いたいですね。

関係無いけど日本体育大学応援です
駅伝の色々な記事も有るので良ければご覧下さい
駅伝まとめ記事

優勝も胴上げ自粛

2009年の事件です。
事件は箱根駅伝を
1か月後に控えた
12月1日に発生してしまいます。

東洋大の2年生が
電車内で不祥事
起こしてしまい
退学処分になりました。

大学側の処分も厳しいものになり
監督と部長が引責辞任となりました。

関東学連側の処分
成人の大人が
チームとは関係なく
単独の事件のため
箱根駅伝の出場は
許可されました。

その処分を受けて大学側は
応援や横断幕自粛
全体練習自粛を決めました。

そんな中で迎えた箱根駅伝でしたが

結果は1位と復路・往路の両方を制しての完全優勝しました。

恒例の胴上げは無く

レース後に選手は一列に整列して
コースに一礼して幕を閉じています。

東洋大は、この時が初優勝

参加から67回目での優勝となり
最も時間の掛かった優勝でした。

2009年2区です

優勝からのシード落ち

2009年の駒大で
箱根駅伝で史上初の事が起きました。

前年の覇者

前年の優勝メンバー5人残り
箱根駅伝の前の出雲駅伝で2位
全日本駅伝で3連覇と
箱根駅伝でも連覇が期待されていました。

そんな周囲の期待が
高まる中で箱根駅伝を迎えましたが
エースが
ケガをしてしまい
レースプランの変更が
必要になりました。

監督は優勝するために

往路は捨てて
後半の復路勝負
オーダーを組み
箱根駅伝に出場しました。

いざレースが始まると
往路で予想以上に
差をつけられて
15位と出遅れてしまいました。

ここで再度プラン変更して
優勝狙いから
確実10位以内に入り
シード権を取る
プランに変更しました。

しかし復路は7位
持ち直しましたが、
往路の遅れを
取り戻せずに
総合13位となってしまい
シード権逃してしまいました。

前年度優勝チーム

翌年シード落ちするのは
棄権を除くと史上初の出来事でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ハプニング集続きも有ります
箱根駅伝のハプニングや珍場面5、ゴール手前棄権、学連選抜、最強の市民ランナー

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