こんばんは、さすけです。
今回はハプニング集
第12弾になります。

双子選手の同時出場

1992年(第68回大会)
この年の2区にて
双子である
法大の兄:井田茂宣選手
専大の弟:井田芳宣選手
同じ2区に出場しました。

双子ですと

育つ環境が同じため
同じ事に興味持ちやすいですかね。
そうなると同じ競技をする事も多くて
兄弟や双子のアスリートも多いので
無くは無いですけどね。
さらに今回は、
同じ区間で双子の勝負と言うのは
珍しいのでは無いですかね。

そんな双子対決の行方

と言いますと、
10位でタスキを受けてた
9位でタスキを受けた
54秒差でタスキを受けての勝負になりました。
10位の兄が弟を追い上げて
8km付近で追いつきました。
ここで兄弟らしいエピソードがありました。

追いついた兄が弟のおしりを

ポンと叩いて追いついた事を知らせました。

この後は波乱の展開

12km付近で兄の体に異変が起きます。
前半から飛ばしていた事もあり
足の痙攣が起こりペースダウンしてしまいました。
そんな中で弟の体にも異変が発生してしまいます。

足のマメを潰してしまい

こちらもペースダウンしてしまいます。

結果として

兄が区間10位でタスキをつなぎ
チームとしては総合12位となり
シード落ちしてしまいました。

弟が区間11位の記録となりましたが

チームとしては巻き返して
総合7位シード権がキープしました。

兄弟としては箱根駅伝で

良い成績が残せませんでしたが
この後社会人では同じ企業で
陸上を続ける事になりました。

この兄弟は高校でもの高校で

ライバル関係にあり
高校→大学と続いたライバルから
社会人で初めてチームメイトになりました。

駅伝の色々な記事も有るので良ければご覧下さい
駅伝まとめ記事

ゴール目前

1992年(第68回大会)
早稲田大学にて起きたトラブルと言うか
これは監督が悪くないですか?
そんな話です。

この年の復路の6区に出場した小林選手ですが

前日に急遽6区出場を伝えられてました。
しかし下りの6区となると
平地とは違います。

下りはオーバーペースになりがちで

飛ばし過ぎてスタミナ切れ
下りで踏ん張るので必要以上に
足の筋力を消費してしまうので
ある程度の練習や経験が必要です。
しかし小林選手は下りの練習一切行ってなく
まだ1年生で経験も無く
まさにぶっつけ本番になりました。

スタートしてみると

以外に何も問題も無く
順調に走っていました。
しかし中継所が近くになるにつれて
体に異変が起こって来ます。

下りのダメージ

しっかり蓄積してました。
中継所まで残り10メートル
表にダメージが表れて来てしまいました。

なんと意識は、はっきりしているが

足が動かなくなってしまいました。
もう次の走者の声もきこえる位置なのに
足が動かないので
前へ、進めません。

這うように進んで

タスキをつなぐ事は出来ましたが
個人成績は区間最下位になってしまい
チームとしては2位から6位
順位を下げてしまいました。

この後病院に直行した小林選手は

かかとはマメが潰れて
立っているのも
やっと状態でした。

しかし翌年小林選手

リベンジしてます。
今度は登りの5区で出場して
区間7位の成績で
チームの往路優勝に貢献しています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ハプニング集続きも有ります
箱根駅伝のハプニングや珍場面13、食あたり、トップから最下位