こんにちは、さすけです。
今回はプロ野球
アマチュア
トラブルについてです。
トラブルと言えば
江川さんが有名ですが
今回はもっと昔の話で
最初のトラブル
言われています。

事件の時期

1954年(昭和29年)
この年のプロ野球に
入団する時の
トラブルです。

トラブルになった選手

松山商業の空谷選手(ソラタニ)を
めぐるトラブルになっています。

この空谷選手は

なんとビックリな事に
高校入学前の名前が
児玉選手と言いまして
名前が違います

家庭の事情で名前が

変わったのでは無くて
野球が原因で名前が
変わっています。

こんなのも有るので
良かったら見て下さい

選抜高校野球、21世紀枠の選考方法、選考基準、過去成績

名前が変わった理由

話は空谷選手が
中学時代の話に
遡ります。

空谷選手は

中学時代から
剛速球の怪童として
有名でした。

そこで強豪校に進学を

したかったのですが・・・・・

彼の出身地である

愛媛県東宇和郡宇和町には
強豪校が有りませんでした。

そこで違う学区の

名門松山商業
入学しようとしました。

しかーし、この当時は

違う学区に進学は
出来ませんでした。

今なら野球留学が有り

他県出身者しか居ない
強豪校などが有ったりしますが。

そこで考え出したのが

進学したい学区に
養子縁組で引っ越す作戦です。

結局は本人の意思で

養子になり
名前が変わりました。

しかしプロ野球に

入団と同時に
元の名前に戻っています。

この養子作戦

この当時は
強豪校に進学するために
時折使われていたみたいです。

空谷選手の高校時代

高校ではエースとして
活躍しました。

2年生で夏の甲子園に

出場しまして
準々決勝で敗退しています。

翌年の3年生の時に

夏の甲子園で
優勝しています。

内容も抜群でして

初戦 2安打完封
準々決勝 3安打完封
準決勝 2安打完封
決勝 延長13回
6安打2失点
完投勝利しています。

夏の大会通算成績

4試合
50イニング
13安打
2失点
大活躍ですね。

しかし大活躍により

争奪戦になり
トラブル発生してしまいました。

天才沢村栄治選手の伝説も有ります
高校野球の甲子園、名選手伝説3、天才、沢村選手

トラブル発生

当時のドラフト

当時はドラフト制度
ありませんでした。

そのため完全な

自由競争のため
有力選手が居ると
争奪戦が勃発しました。

また、この当時は

野球人気
付いて来た頃でも有ったのですが、
まだ制度も整備されてなく
トラブルが発生しやすかった
と言う時代背景もあります。

トラブル

プロ野球入団について
空谷選手は
どの球団でもOKと言う
スタンスでした。

そのため各球団と

本人や学校との
話し合いでは
中々結論が出ませんでした。

そこで最終的には

入札により1番高いチーム
入団する事になりました。

悪い言い方をすると

オークション
値段を釣り上げて
選手を売ると言う
捉え方も出来てしまいますね。

そこで高野連が

高校生を入札に掛けるとは
何事だと言う事で、
松山商業に1年間
公式戦出場停止と言う
大変厳しい処分が下る事になりました。

ドラフトトラブル2も有ります。
良かったら見て下さい

トラブル2佐伯通達、プロ野球とアマチュアの断絶

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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