こんにちは、さすけです。
今回は物騒ですが
球場で発生してしまった
観客による事件の紹介です。

内容

今回紹介する事件は
2個トラブルがありまして
両方とも観客を巻き込んでの
トラブルになっています。

1個目の事件

いつ?

昭和25年の
北陸大会(開催地富山県)で
発生していいます。

対戦は

高岡東部高校(現:新湊高校)
(富山県)

武生高校
(福井県)
この2チームの対戦で
事件は起こりました。

事件発生

富山県で開催されていたので
もちろん高岡東部高校
応援が多数を占めていました。

そんな中で高岡東部高校に

不利な審判の判定に
不満を持った観客が
多数いました。

そんな中で、

なんと試合中に
観客グランドに流れ込みました。

観客の方が多いので

審判も逃げようが無く
グランドの隅
追いやられて
暴行をすると言う
とんでも無い
事件になってしましました。

事件後のチーム

高岡東部高校は
事件の発生した試合で
勝ったのですが、
翌日の準決勝では
エースを登板させず
敗退しています。

大会後に高岡東部高校は

高野連本部から
除名処分されました。

高岡東部高校野球部の

後援会も解散しています。

しかし処分は1年後で

解けまして復帰しています。

事件後の富山県

富山県すべてのチーム
選抜出場権を剥奪されたのと、
県外との練習試合も
禁止されると言う
厳しい処分
下されました。

こんなのも有るので良かったら見て下さい
高校野球の甲子園、名選手伝説1、剛腕編、江川卓選手

2個目の事件

いつ?

昭和25年の
東中国大会決勝戦で
発生していいます。

対戦は

関西高校
(岡山県)

米子東高校
(鳥取県)
この2チームの対戦で
事件は起こりました。

事件発生

試合展開は
投手戦になり
0✖0で延長戦になりました。

そんな中で米子東高校が10回裏

1アウト2塁のチャンスを
作りました。

そこで8番バッターが

3塁手の頭上
超える打球が打ちました。

その打球がライン上に落ちて

米子東高校がサヨナラ勝ちしました。

試合は終了したのですが

関西高校の浅越主将が
3塁線上で主審に抗議しました。

それを見ていた関西高校ファン

グランドに流れ込んで
警官が出動する事件に発展しました。

しかし、と言うか当然ですが

判定は覆らず
試合は米子東高校が優勝しました。

事件後

米子東高校

グランドに観客が流れ込んで
ごった返していたので
閉会式も出来ませんでした。

そこで翌日に

倉敷駅優勝旗
授与されて
そのまま帰郷すると言う
珍しい表彰式となりました。

関西高校

高野連は関西高校を
対外試合禁止と言う
処分を下しました。

しかし高野連より

上の団体である
日本学生野球協会より
違う処分が下されました。

日本学生野球協会は悪いのは、

県高野連と言う事で
年内の県高野連主催による
試合を禁止処分にしました。

そのため岡山県では

秋季大会に参加出来ずに
翌年の選抜に出場が
出来なくなりました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

過去の歴史やあるあるネタなど色々あります。