こんにちは、さすけです。
11月になるとマラソンや駅伝が
目白押しですね。
陸上の長距離ファンには
世間は寒いですが
熱い季節到来ですね。
ハプニング集10弾です。

史上初の2校リタイヤ

1996年(第72回大会)

1校目リタイヤ

この日は4区が鬼門でした。

まず最初は2連覇中で挑んだ

山梨学院大学
不運に見舞われてしまいました。

3連覇を目指してスタートしましたが、

1区で15位と出遅れてしまいました。

しかし2区で3位まで順位を上げて

さらに3区で2位まで順位を上げて来ました。
そこでエースの4区中村選手にタスキをつなぎました。

しかしスタートしてすぐに右足を痛がり

全力で走れない状態になってしまったのです。
この日の痛みには前触れが有りました。

中村選手は当日のレース前に痛みを感じていたが

過去にも同じくらいの痛みで完走していたため
その時と同じと考えて
いける大丈夫と思い出場してました。

そんな中でスタートしたのですが

すぐに痛みが出て走れなくなり
監督から声を掛けられます。
やめるか?大丈夫です
止めないで下さいなど
そんなやりとりを
行いながら5km以上は走りました。

選手は止めないでと訴えて

監督止める事が出来なかったのですが
ついにはドクターストップが入り
最後は監督が選手に触れて
リタイヤになりました。

2校目リタイヤ

同じく4区で神奈川大学でも

不運にも故障によるリタイヤしてしまいます。
内容はこちらをご覧下さい。
リタイヤからのリベンジ

リタイヤ寸前

この年にはリタイヤには

ならなかったのですが、
2区にて同様な出来事がありました。
日大の水田選手が
足の故障で全力で走れない状態になり
なんとか完走したものの
区間タイムは最下位の15位となり
1個上の区間タイム14位の東海大学より
14分も遅れていました。
総合でも最下位の13位になりました。
(この年は15チーム参加で2校リタイヤのため完走13チーム)

駅伝の色々な記事も有るので良ければご覧下さい
駅伝まとめ記事

大荒れ72回大会

このように第72回大会は、

このように荒れたレースになり
監督はなぜ止めないのか・選手が危険にさらされている
など色々な批判も有り
リタイヤに対するルールが見直される事になった大会でした。

リタイヤ判断

リタイヤするしないの判断は難しいですね。
出場選手を選考する時点で
選手は余程ひどい痛みで無ければ
出場すると言うと思いますし。

出たからには仲間のため

無理してでも走ろうとしますしね。
選手に止めないでくれと言われると
それまでの箱根駅伝に掛けてる思い
練習での頑張りも監督が1番近く
見てきているわけですしね。

監督が責任を負って

止めるのしかないのかと思いますね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ハプニング集続きも有ります
箱根駅伝のハプニングや珍場面11、10区リタイヤ、アンカー勝負