こんにちは、さすけです。
今回は前代未聞
優勝旗盗難
あってしまった話です。

事件の舞台

愛知県名古屋市昭和区にある
中京商業で盗難事件が発生しました。

現在は通称として

中京大中京の方が
名前が有名ですかね。

甲子園優勝回数が

全国1位の名門校ですね。

こんなのも有るので
良かったら見て下さい

夏の甲子園、歴代優勝校と各都道府県初優勝

事件発生時期

昭和29年の冬に
盗難事件に巻き込まれました。

この年はエース中山俊丈選手

キャッチャー加藤克巳選手
擁しまして圧倒的な強さ
夏の大会を優勝しています。

夏の戦績

1回戦3-0
2回戦7-6
準々決勝14-1
準決勝4-2(2安打17奪三振)
決勝3-0(1安打完封)

優勝旗の行方

閉会式では
もちろん優勝旗
受け取り学校に
飾られました。

通常なら翌年の大会で

優勝旗を返還する所ですが・・・
この後に盗難にあってしまいました。

盗難までの経緯

11月21日には
練習試合にて
相手高校に優勝旗
見せているので
そこまでは確実に学校に
優勝旗は存在していました。

そこから数日後に

野球部員が卒業写真を
撮影しようとしたら
優勝旗が無い
ここで盗難に気が付きました。

捜索開始

学校では大騒動になり
学校関係者で捜査
始めました。

野球部や職員・学校OBまで出て

学校を捜索しましたが
見つかる事は
ありませんでした。

やがて紛失したと言う噂が

夏の大会を主催している
朝日新聞社にまで
伝わってしまいました。

学校側もやむなく

警察に紛失届を出して
優勝旗盗難事件
世間に知られる事となりました。

警察捜査

警察では優勝旗
簡単に換金出来る物では無いし、
目立つので
遠くには運べていないだろう。

そんな推理から

学校に恨みを持つ物が
嫌がらせで盗んで
近くに隠してある
推測して調査しました。

もちろん在校生や

職員などにも
事情を聞いて捜査しましたが
結局見つからないまま
年を越してしまいました。

こんなのも有るので良かったら見て下さい
高校野球の甲子園、名選手伝説1、剛腕編、江川卓選手

捜査あきらめムード

学校は発見者に
謝礼金10万円
払うと発表しましたが
それでも見つかりませんでした。

占い師や預言者などの

助言も有りましたが
見つかりませんでした。

高野連では

優勝旗を新調しようと
言う話が出だして
あきらめムード
なりつつありました。

優勝旗発見

見つけたのは
偶然でした。

中京商業から

数百メートル離れた
市立川名中学校
廊下の修理に来た
業者さんが
床下に潜った時に
風呂敷が落ちていました。

そこで不審に思った

業者さんが
風呂敷を開けると
中に優勝旗が入っていました。

その後

犯人は結局名乗り出る事も無く
わかりませんでした。

この盗難事件後は

優勝旗金庫
保管されるようになりました。

無事に夏の大会では

開会式で返還されました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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